先日 奈良の県庁の方を Ponteの工場に案内する機会がありました。
私たちが普段から見慣れている靴下の編み機を はじめて目にされて その重厚さや精密さに 大変 驚かれていました。Ponteの靴下は コンピューターではなく 熟練の職人さんが機械の針を調節しながら時間をかけて動かして編み上げられています。何本もの糸が糸道を通って導かれ 機械の中で少しずつ編地になって行く・・・。 説明していた職人さんが ひと言。
「この機械は 人間と一緒です。 心臓とされる機械の中枢があって 手足となるそれぞれの部分があります。どこか一つの部品でも 調子が悪くなったら うまく動いてくれません。」
人間と同じ・・・と聞いたとき 機械もいとおしく思えました。
職人さんと機械のハーモニーが Ponteの靴下の風合いを作り出しています。
ぜひ 味わってみて下さい。